保険の営業マンでありながら、保険の営業をしないと評判の人がいる。プルデンシャル生命保険の甲田だ。何度会っても困りごとの相談に乗ってくれるその姿勢に、ついにはお客様からいつ保険の話をするの? と聞かれると言う。しかしその営業方針で甲田はMDRTに選ばれ続ける好成績を上げている。そこには、地域と地域、人と人とをつなぐ彼独自の考え方があった。その甲田の信念に叩き上げブランディングプロデューサーの安藤竜二が切り込む。

安藤竜二(以下安藤) まずは、銀行員時代のお話からお聞かせ願います。

甲田哲也(以下甲田) 父が銀行員でして、その父の姿を見て「銀行員って大変だな」と子どもの頃は同じ道を進みたくないと思っていました。しかし、住んでいる長野県のために働きたいという思いが強くなり、一番貢献できるのは何かを考えたら、お金を企業などへ供給する銀行だと思ったんです。まさか父と同じ道を進むとは思っていませんでしたが、長野県の大手地方銀行に入行しました。しかし、配属されたのは埼玉県の熊谷支店だったんです。

安藤 銀行では主にどのような仕事をされていたのですか。

甲田 入行後早い時期に融資の係になり、企業にお金を貸す仕事をしていました。企業の役に立つ仕事なのですが、その仕事にジレンマも感じていました。本当に意味のある仕事なのかという…。そんな時、24歳で地元長野県の信州中野支店へと転勤になったんです。町自体は大きくはないのですが、支店としては大きくかなり忙しかったですね。そこでは最初、市役所担当でした。市の役員の方に住宅ローンを借りていただいたり、貯金商品や投資商品を勧めていました。市役所の中にありましたので、市長さんや助役さんと対等に話ができたり、一緒に旅行へ行くこともありました。

安藤 24歳という若さでそのポストへ就くことは抜擢ですよね。

甲田 そうかもしれません。日々市の役員の方々と話をする仕事でしたので。しかし、その後の係替えで外回りになりました。その仕事をしていくうちに疑問を感じ、同僚が絶対にやらない他の証券会社や保険会社の商品の研究を始めたんです。お客様にとって本当に有益な情報を差し上げようとするなら、自社だけの狭い知識ではだめだと思ったからです。本当にお客様の力になりたいのであれば当たり前のことですよね。そう言った意味で、私はちょっと変わり者だったと思います。

安藤 それでも、お客様にとって一番得する商品を提案したかったんですよね。

甲田 そうですね。至極当然のことだと私は思います。また当時は、町のお医者さんなどへ集金にも行っていました。お金を数えながら社長さんと話すというコミュニケーションをしに行くんですが、だんだんと御用聞きに行くのではなく、入金しに来てもらいなさいという風潮になっていったんです。そうなると大切なコミュニケーションをとる場がなくなるから、上手く報告して続けていました。そのように社長さんと話をする機会を多く持ったことで、成績が上がっていったんだと思います。銀行の方針に疑問を持ちながら、自分の考えに沿って行動をしていましたね。そんな時にプルデンシャル生命保険から声が掛ったんです。

安藤 ある日突然プルデンシャル生命保険さんから電話が掛かってきたのですか。

甲田 はい。直接支店に「ヘッドハンティングのお話です」と、電話が掛かってきたので驚きました。その時は、保険会社に興味がありませんでしたのでお断りしました。それでもまた電話があり、今度はたまたま転勤が決まっていましたので「今引っ越しなどで忙しくお会いする時間がありません」とお断りしました。さすがにもう掛かってこないだろうと思っていたのですが、何と転勤先にも電話を掛けてきたんです。これは会うまで掛けてくるだろうなと思ったので、逆に銀行の商品を売ってやろうと思い、会う約束をしました。お会いした方はとても紳士的で人柄も良く、プルデンシャル生命保険の理念を語ってくれました。その話を聞いて、車や家を買うときはじっくりと時間をかけて検討しながら細かいところまで自分で決めるのに、自分自身が保険に加入した時にはほとんどそういうことを考えていなかったことに気付かされました。そして、我々はそれを改革したい。お客様が心から入りたいと思う保険を作りたい。プルデンシャル生命保険が頑張ることで、業界全体が同じ方向へ動くようにしたいとおっしゃいました。その素晴らしい理念に惹かれたんですが、外資系の同業他社と比べたいとも思い、他社へ話を聞きにも行きました。すると、他社の方々は一番最初に「年収はこれぐらいです。儲かりますよ」と話を切り出すんですね。でもプルデンシャル生命保険の方は、まず理念を語ってくれたんです。業界全体を変える仲間になりませんかと。収入の話は、最後におまけ程度だったんです。最終的にはそれが決め手でした。

安藤 素晴らしい。そのプルデンシャル生命保険さんの魅力を教えていただけますか。

甲田 私がやりたいと思っていたことが、他にないものが、プルデンシャル生命保険にはあります。プルデンシャル生命保険には、VISION(目標)「我々は、日本の生命保険事業の在り方に変革をもたらし、日本の生命保険市場において顧客から最も信頼される会社となります」、MISSION(存在意義)「我々は、顧客の一人一人が経済的な保障と心の平和を得ることができるように、最高のサービスを提供することを使命とします」、STRATEGY(方法論)「我々は、生命保険の真のプロフェッショナルであるライフプランナーを育成し、一人一人の顧客に対してニードセールスを行い、保険金をお届けするまで一生涯に亘りパーソナルなサービスを提供します」という理念があります。実際にお客様と接している現場の意見をくみ上げて生まれた商品がたくさんあり、真剣に社会に貢献していこうという姿勢に惹かれました。特に銀行員だった私に響いたのが、『保険金即日支払サービス※1』です。お亡くなりになるとその方名義の銀行口座はストップするんです。しかし、遺族は医療費やお葬式代といった高額の支払いが必要になります。このサービスでは、簡単な手続きだけで最短で即日500万円まで手渡しで支払うことができる。それで助かるお客様がたくさんいらっしゃるんです。こういった、本当にお客様のニーズに合わせて営業マンが商品を作っていけるフットワークの軽さが一番の魅力です。

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